「あっつぅー………」

パタパタと洋服を前後させて風を作る。


「むぅー………雪、降ってくれないかなー………」

意味もなく空を睨みつける。


すると、




チラ、チラ、チラ、、、


小さな氷のかけらが降ってきた。



「………うそ……」


さきほど言った言葉が現実となって目の前に現れた。




「……っはは、はははは!!雪だ!!やったー!!雪だ〜!!」



雪を目の前にして喜ぶ私のすぐ近くの柱の影に、カミュがいたことなど私はまったく気付かずにいた。



「可愛いやつだ。」


当然、カミュがそう呟いて、微笑んだことも気付かなかった。












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MSS《めさくさショートストーリー》です。

カミュはたまたまさんの独り言を聞き、叶えてあげたのれす♪決してストーカーというわけではありませんw