頭皮、逃避行。
「はい、皆さん静粛にー。ではこれから第17回、ガムリンさん将来ハゲ疑惑ディベートを行います。」
「ちょっと待ったぁ!!なんなんですか!?これは!!
私の将来など他人には関係ないでしょう!!
第17回って……そんなにやってたんですか!?
暇だな、あんたら!!!!」
バンバンッッ!!
「静粛にー。」
「……………すみません…。」
「えー、私は今回の議長を務めさせてもらいます、 です。よろしくお願いします。」
パチパチパチ……
「それでは、まず疑惑肯定派の熱気バサラさん、意見をどうぞ。」
「まず第一に、ガムリンの髪型は、ありえねぇ。
いや、すでにその髪型だけでハゲ疑惑は肯定されるはずだ。」
パチパチパチパチッ……!!
「ま、待て待てぇ!!なぜ否定派の方々まで拍手するんですか!?」
バンバンッッ!!
「静粛にー。」
「………………すみません…。」
「では次、否定派のミレーヌさん、どうぞ。」
「ガムリンさんは……ガムリンさんだって好きでこんな髪型になったわけじゃないと思います!!」
「ミ、ミレーヌさん……それはどういう意味……」
「とにかくっ!!みなさん、ガムリンさんの気持ちも考えて下さいっ!!」
「ガムリンの気持ちだぁ?」
「ガムリンの気持ち…………………く、屈辱っ!!美ではないっ!!!!」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「………今まで、悪かったな…。」
「反省美だ………」
「………………貴様ら……っ」
バンバンッ!!!!
「……今日の議会はこれまで!!お疲れ様です。」
「……さん…貴方まで何を涙ぐんでいるのです……」
「じゃあな、ガムリン。髪は大事にしろよ……」
「…………健康美だ…!!」
「………………っ貴様らぁぁぁぁーっ!!!!!!」
ガムリンキックが炸裂して
この日のディベートは終了した。
………………チーン。
+++++++++++++++++
はいっ!!
M(めさくさ) S(しょぼい) S(ストーリー) でした。
もうひとつのMSS☆
うわっ、石は投げてもいいけど
モヤっとボールは投げないでっ・・!!
・・・・・素直にごめんなさい。
寝ぼけ眼で書きました。