「・・・・zZZ」

「・・・またこんなところで寝やがって、こいつは・・・。」





昼寝







「・・・ろ・・」

誰かが、呼んでる?

いやいや、でも、まだまだ眠いんでございますよ・・・。

「・・・むぅ〜・・」

「・・・きろ。」


本当、昨日、いろいろと調べてたから寝てないんですよ・・・

「・・あと、少し〜・・・」



だから、起こさないで・・・。





「・・・起きろっ、!!」


ビクッ・・・


「うわぁっ!!!?」


ガバッ


あまりにも大きな声に驚いて、眠っていた頭は

一気に目を覚まし、

瞬時に体を起こした。




「なっ…、だ、誰ですかっ!?」

気持ちよく寝ていた分、起こされた事に腹が立って、

眠りの邪魔をした人物を見た。



「・・・俺だ。」










「・・・・あ。」











目の前にいたのは、

赤い髪の毛、赤い服、胸にとげとげ、

まさに、

リューグ、でした。










「リュリュリュッ、・・・リューグッ!!!?」

「おう。」

「な、なんで!?」

「いや、こんなところで寝てやがったら風邪引くと思ったんだがよ、
余計なお世話みたいだったな。」


ムスッ、と機嫌悪そうな顔をして、

リューグは立ち上がった。



「ちょ、そんなことないっ!!どうもありがとう・・・」


今まで、リューグから、話しかけてくれるなんてことは滅多になかった。

だから、心配されることが嬉しくて、ついつい顔がにやけてしまう。



「はっ!俺は、風邪をひかれて、またあのお人好し共が騒がしくなるのがめんどくさかっただけだ。」

「ははっ・・・トリス達のこと?」

「・・・まあ、お前もその一味だけどな。」

「リューグもね。」



なんだかんだ言って、しっかり心配してくれてる所や、

さりげなく、周りに気を使ってたり、

リューグも十分お人よしだ。







「・・・・・・・はっ!とっとと帰るぞ、。」

「うんっ!!眠いしね!!」

「てめぇの頭は寝る事しかねぇのかよ?」




悪態をつきながらも、手を握ってくれて、

やっぱり、

リューグはやさしいな、と思った。






「寝る事以外には、リューグのことがつまってるかな〜♪」

「はっ!そうかよ。」


そう言って、軽く笑ったリューグの顔は

今まで見た中で一番かっこ良かった。




END



++++++++++++++++++++++++++++++++++

ち、違うっ!!こんなのが書きたかったわけじゃないっ!!(泣)

くそぅ・・・せっかく書き上げてたデータ消えたし、

交通事故に合うし、

文化祭はあるし、

テストはあるし、


で、いろいろと困難な状況下で仕上がったので

許してくださいっ・・・!!!!